2028年から、ANAのSFC制度が変わります

先月、ANAからスーパーフライヤーズカード(SFC)の制度改正について新しい発表がありました。

「SFCを持っているけれど、何が変わるの?」
「年間300万円ってどういうこと?」
「ラウンジは使えなくなるの?」

そんな疑問を持った方も多いのではないでしょうか。

一方で、

「SFCは持っていないから、自分には関係ないかな」
「マイルやステータスは難しそう」

と思う方もいるかもしれません。

でも、今回の制度変更を知ることは、SFCを持っている方だけの話ではありません。

どのカードを使うのか。
どんなサービスを旅に求めるのか。
そして、自分にとって心地よい旅とはどんな旅なのか。

これからの旅の選び方を考えるひとつの材料にもなります。

このページでは、今回発表されたSFC制度の変更について、できるだけ難しい言葉を使わず、ポイントを5枚のスライドにまとめました。

SFCをお持ちの方も、これから検討したい方も、今は特に興味がない方も。
「こんな制度があるんだ」と気軽に見ていただけたらと思います。

目次

まず知っておきたい|2028年からSFCは2つに分かれます

2028年4月から、ANAスーパーフライヤーズカードのサービスは、

年間の「ANAカード+ANA Pay」の決済額によって、

SFC PLUS
年間300万円以上

SFC LITE
年間300万円未満

の2つに分かれます。

最初の判定対象となる期間は、
2026年12月16日〜2027年12月15日。

つまり、「SFCを持っているかどうか」だけではなく、今後は年間の利用額によって受けられるサービスに違いが出てくるということです。

まずは、

「年間300万円がひとつの分岐点になる」

という点を押さえておくと、このあとの変更内容がぐっと理解しやすくなります。

次のスライドでは、
SFC PLUSとSFC LITEで、具体的に何が違うのかを見ていきます。

SFC PLUSとSFC LITE、何が違う?

年間300万円以上の SFC PLUS と、300万円未満の SFC LITE。

大きな違いは、

  • スターアライアンスのステイタス
  • ANAラウンジの利用条件
  • SFCマイル特典

です。

SFC PLUSでは、これまでと同じように スターアライアンス・ゴールドが付与され、ANAラウンジも利用できます。

一方、SFC LITEでは スターアライアンス・シルバーとなり、SFCマイル特典の5,000マイルは対象外になります。

ただし、

300万円未満だから、SFCの特典がほとんどなくなるわけではありません。

優先チェックイン、優先搭乗、手荷物受け取りの優先など、旅の中で便利な多くのサービスはSFC LITEでも継続されます。

そして気になるのが、
**「SFC LITEになるとラウンジは使えないの?」**という点。

ここは今回の制度見直しで大きく変わった部分です。

次のスライドで、ラウンジ利用について詳しく見ていきます。

SFC LITEでも、ラウンジは利用できます

今回の見直しで特に注目したいのが、SFC LITEのラウンジ利用です。

「年間300万円未満になると、ラウンジは使えなくなるの?」

と心配した方もいるかもしれません。

でも、2026年9月の見直しにより、SFC LITEでも一定の条件のもとでANAラウンジを利用できることになりました。

国内線は、混雑時を除いて利用可能。
また、SFC LITE会員向けに事前予約の仕組みも導入される予定です。

国際線は、ANAグループ運航便に搭乗する場合、
羽田・成田・ホノルルのANAラウンジを利用できます。

ただし、年末年始やゴールデンウィーク、出発便が集中する時間帯などは、国内線ラウンジを利用できない場合があります。

つまり、

「300万円未満=ラウンジ利用不可」ではありません。

ここは、最初の発表から見直された大きなポイントです。

次は、そもそもその「300万円」がどのように判定されるのかを見ていきます。

300万円は、航空券だけで判定されるわけではありません

年間300万円というと、

「そんなに航空券を買わないといけないの?」

と思う方もいるかもしれません。

でも、判定の対象になるのは航空券だけではありません。

ANAカードやANA Payを使った、
公共料金・スーパー・飲食店・日用品・ショッピングなど、日常のさまざまな支払いも対象になります。

また、家族カードの利用分も本会員の利用額に合算されます。

先述していますが、

最初の判定期間は、

2026年12月16日〜2027年12月15日

この1年間の利用額によって、
2028年4月から「SFC PLUS」になるか「SFC LITE」になるかが決まります。

つまり大切なのは、

特別な支払いだけではなく、普段の決済をどこに集めるか。

SFC PLUSを目指す場合は、旅の予定だけでなく、日常のカード利用も含めて考えることになりそうです。

次は、「では、300万円未満だとSFCを持つ意味はないの?」というところを見ていきます。

300万円未満でも、SFCの価値は残ります

ここまで見てくると、

「結局、年間300万円を使わないとSFCを持つ意味はないの?」

と思う方もいるかもしれません。

でも、SFC LITEになっても、
優先チェックイン・優先搭乗・手荷物受け取り優先・専用保安検査場・座席指定の優先など、旅の中で便利な多くの特典は残ります。

一方で、
スターアライアンス・ゴールドからシルバーになることは、大きな変更点です。

だからこそ大切なのは、

「300万円使うべきかどうか」だけで判断しないこと。

自分はスターアライアンス・ゴールドをどのくらい必要としているのか。
ANAラウンジをどのくらい使うのか。
年間300万円をANAカードに集約することが、自分の旅や暮らしに合っているのか。

その答えは、人によって違います。

制度が変わるときほど、
「何がお得か」だけではなく、
自分がどんな旅をしたいかから考えてみることが大切です。

SFC PLUSが合う人もいれば、SFC LITEで十分な人もいます。

自分の旅のスタイルに合わせて、
無理なく、心地よく選んでいきましょう。

最後に…

航空会社のルールは、本当によく変わります。

大きく発表されることもあれば、いつの間にか条件が変わっていることも。

「使いやすい」「お得」と感じていたルールも、ずっと同じとは限りません。
改善されることもありますが、利用する側から見ると「改悪」と感じる変更の方が多いように思うこともあります。

今回のSFC制度改正も、これまでの「SFCを持っていれば受けられるサービス」から、年間の利用額によって受けられるサービスが変わる仕組みへと大きく変わります。

言い換えれば、これまで以上に
「どのくらい利用するのか」も重視される制度になるということ。

それが良いのか悪いのかは、一概には言えません。

スターアライアンス・ゴールドを必要とする方もいれば、SFC LITEのサービスで十分という方もいるからです。

これからSFCを目指す方も、
すでにSFCを持っている方も、
少し興味がある方も、
そして今はまったく興味がない方も。

知っておいてほしいのは、

旅やマイルを取り巻くルールは、こんなふうに少しずつ変わっていくということ。

だからこそ、その時々の「お得」に振り回されるのではなく、最新の情報を知ったうえで、自分の旅に必要なものを選ぶことが大切だと思っています。

旅のスタイルも、使えるマイルやカードも、人それぞれ。

「自分の場合はどうしたらいい?」
「SFCを目指した方がいい?」
「今持っているマイルやカードをどう使えばいい?」

そんな方には、個別相談のみのご利用も承っています。

旅やマイルについて一度整理してみたい方は、どうぞご活用ください。

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